同じ南仏リュベロン地方のゴルドーとともにフランスの最も美しい村に選ばれているルシヨンはそのゴルドーから僅か12Kほど東側にありゴルドーの石造りの街並みに対してこちらは鮮やかな赤土壁の山間の村となっています。
ここはオークルという赤や黄色の顔料の原料となる赤土、黄土を産出し18世紀後半では絵の具や塗料の産業が大いに発達したと言われています。
しかし、20世紀には、化学原料で顔料を大量に生産する技術が発達したため、オークルの採掘は衰退の一途を辿ることになり村の周辺には採掘で削り取られた荒々しい岩肌が生々しく残され、そこには往時の村の栄光が刻まれているかのようでした。
ただ村の家々の壁は漆喰にオークルの顔料を溶き混ぜたペンキで塗られ、村全体が赤色に染まって今やその村の鮮やかな景観そのものが大きな観光資源になっています。
弁柄とオークル同じ赤土の顔料と言う点ではルシヨンはまさにフランスの吹屋か(^^♪・・と勝手に思っています。(逆に言えば吹屋のフランス版)
村の駐車場より
静かな山間の村 ルシヨン
郵便局
1. 無題
大昔の日本もそうだった筈なのに、今の住居、建物群はバラバラなデザインと色調で協調性が無く残念な思いです。
自分としては「吹屋は日本の仏、ルシヨン」が、しっくり来る表現に思えますよ。