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紅葉の古都 洛北:大原界隈(宝泉院~音無の滝)

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紅葉の古都 洛北:大原界隈(宝泉院~音無の滝)

以前投稿しました三千院メインで訪れた大原ですが、その三千院付近に点在する塔頭にも前後しますが、立ち寄ってみました。
市内を出発する時は天候も良くその後の大原が雨天になる事など想像もしてませんでした。



大原寺勝林院(だいげんじしょうりんいん)本堂

勝林院は天台宗延暦寺の別院で、平安初期の835年慈覚大師(円仁)が天台声明の道場として創建したと伝わります。

こちらでは手を合わせるだけで西隣にある勝林院の子院である宝泉院に急ぎます!


その宝泉院ですが、案の定私が到着の頃にはもう既に入口付近に観光客が並びかけていました。


宝泉院(ほうせんいん)
入口を入りますといきなりこの樹齢700年の五葉松(近江富士:京都市指定の天然記念物)が見えてきます(◎-◎)
「大原や 無住の寺の 五葉の松」 虚子

平安時代末期の1182~85年に勝林院の住職の坊として、また声明研究の道場として造営された寺院です。


五葉松の根っ子です(額縁庭園/盤桓園(ばんかんえん):立ち去りがたい庭園と言う意味。)

お抹茶に茶菓子をいただきながらゆっくりこのお庭を観賞
松だけでなく竹林や梅と言ったものも見られ松竹梅のお寺としても有名です。

そして源光庵と同じく徳川の家臣・鳥居元忠達の血天井はこちらにもありました。
伏見城中で自刃した武将達の霊をなぐさめ、その自刃した床板を天井にして祀り、供養としています。


鶴亀庭園
池の形が鶴、築山が亀
またこのお庭には樹齢300年と言われる沙羅双樹があります。


理智不二(りちふに)と呼ばれる珍しい二連式の水琴窟


歴史的風土特別保存地
雨雲もあり少々薄暗い三千院朱雀門付近
こちらから音無の滝まで散策します。

      
来迎院
こちらも天台宗系寺院で境内の紅葉は見頃を迎えていました。


更に落ち紅葉のこの道を進んでいきます。


 この先に滝があるようです。

      
音無しの滝

周囲の森林に囲まれ薄暗い所に隠れるように流れ落ちています。
音はちゃ〜んとしてました!














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